<ニュースを読む>
ロビンソン5〜7席機の開発を検討 ![]()
ロビンソン・ヘリコプター社は5人乗り、もしくは7人乗りヘリコプターの開発を検討中。同社は現在2人乗りのR22と4人乗りのR44を生産しているが、この製品範囲を拡大しようというもの。
同機はエンジンをどうするか、ピストンにするかタービンにするかが目下の課題となっている。というのは、フランク・ロビンソン社長によれば、5〜7人乗りのヘリコプターということになれば350〜400hpの出力が必要。しかしピストン・エンジンでは適当なものがない。またタービンでは燃料消費が多いし、費用も高くなる。
そこでロビンソン社長のアイディアは、ディーゼル・エンジンにしてはどうかというものだが、航空用ディーゼルの技術はまだ未熟である。したがって、新しい構想も、エンジンが決まらず、まだ固めきれていない。
ところで、ロビンソン・ヘリコプター社は9月下旬、創業5千機目のヘリコプターを出荷した。
初の製品R22が初めて出荷されたのは1979年10月。以来24年間にR22の生産数は3,489機、R44は1,511機となった。R44のうち171機は新しいR44レイバンである。
ロビンソン5,000号機の引渡しロビンソン・ヘリコプターは今年になっていっそう需要が増え、従業員は4月以来150人増加、今では850人となった。生産態勢は今のところ1週間に9.5機だが、10月末には11機となる。
さらに長期的には、現工場に隣接する土地に新しい工場を増設する計画で、7月から工事に着手した。これで生産能力は倍増すると同時に、受注から引渡しまでの期間が短縮され、訓練施設も充実する。
ロビンソン・ヘリコプター社の大躍進が始まった、といえるかもしれない。
(西川 渉、2003.10.6)
(表紙へ戻る)