
<ヘリエクスポ2004>
もっと高く飛ぼう ![]()
下図は今回のHAI大会で発表されたポスターで、騒音軽減のためにもっと高く飛ぼうと訴えたものである。
このポスターに描かれているように、ヘリコプターは飛行高度を上げれば上げるほど地上への騒音の影響が少なくなる。つまり、きわめて簡単なやり方で、騒音軽減の大きな効果が得られることになり、パイロットの皆さんには是非とも実行してもらいたいと思う。
パソコンの画面ではポスターの文字がよく読めないかもしれないので、その内容をかいつまんでいうと下記の通りである。
「高度倍増で騒音半減」というのが、一番上のキャッチフレーズ。
中央の赤や緑の色がついたグラフは、縦軸が飛行高度(フィートによる地上高)、横軸がdB(A)で測った騒音レベル。小型機ならば地上1,000フィート付近で地上の騒音は62デシベル程度だが、4,000フィートに上がると45デシベルくらいに下がる。大型機は高度1,000フィートで75デシベルくらいだが、4,000フィートで62デシベルまで下がる。
そこで、このグラフから、小型機は左下の黄色い範囲で示されているように最低1,000フィートくらいの飛行高度を取るよう勧告している。また中型機は図の右側中ほどの範囲で2,000フィート以上、大型機はその上の4,000フィート以上を飛ぶようにしてもらいたいというのである。
ポスターの一番下には「できるときは、もっと高く飛ぼう」というキャッチフレーズが大きく書いてある。ヘリコプターが人びとから嫌われないように、多くの人に受け入れられるように、このポスターを多くのヘリコプター関係者に見てもらいたい。できれば、ヘリコプター会社や警察、消防、自衛隊などのヘリコプター部隊はHAIに申しこんでこのポスターを送って貰い、パイロットの待機室や格納庫の壁に貼っておいて貰いたいと思う。
(西川 渉、2004.4.12)
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