<ヘリ・エキスポ2003>
展示ヘリコプター一覧 今回のヘリ・エキスポ2003には、どんなヘリコプターが登場し、展示されたか。筆者の数えたところでは50機前後だが、以下はその一覧である。
機体メーカーによる展示
メーカー 機 種 内 容 ベル・ヘリコプター社
430
豪華内装のケリー・レーシング・ティーム機
407
412EP
サウジアラビア空軍向け16機の最終号機。捜索救難(SAR)用。
206BジェットレンジャーV
イーグルアイ
ティルトローター無人機(UAV)
ユーロコプター社
AS350B2
2機
AS350B3
EC120Bコリブリ
EC130B4
オクラホマ大学医療センターの救急機
EC145
EC155B1
HH-65ドーファン
米沿岸警備隊の初号機
アグスタ・ウェストランド社
A109EMS
ダラス・フォトワース地区のケアフライト向け5機目の救急機
A109パワー
A119コアラ
シコルスキー社
S-76C+
アーカンソー小児病院の2機のうちの1機
MDヘリコプター社
MDエクスプローラー
オランダ警察向け8機のうちの1機。
MD500
ロビンソン社
R22
R44レイバンU
合わせて3機を展示。うち1機は警察機、1機は報道機。
シュワイザー社
300CB
300CBi
333
エンストローム社
F28F
このピストン2機種の呼称は、私にはいまだに区別がつかない。頭を混乱させるような、まぎらわしいネーミングが売行きにも影響しているのではないか。他に480Bというタービン機もある。
280FX
ブラントリー
B-2B
ブラントリー機の新しい販売代理店、ブレード・アビエーション社による展示
以上29機のほかに、ベル社は飛行研究センターに報道陣を招いてAB139の飛行を見せ、地上試運転と走行試験を終わったばかりのBA609ティルトローター機を披露した。またベル/アグスタ・エアロスペース社のブースにはAB139のモックアップが米沿岸警備隊の塗装で展示された。
シコルスキー社のブースには型式証明を受けたばかりのS-92のキャビン・モックアップが展示された。ボーイング社は民間ヘリコプターの製造から遠のき、全く姿が見えなかった。
円卓の上に飾られたベル430
機体メーカー以外の企業による展示 以下は整備会社、内装会社、装備品メーカーなどによって展示された機体である。
機 体 内 容 EC135
メトロ・アビエーション社が改修した救急機
206B
昨年同様、白頭鷲の図柄が塗装されていた
ベル407
パームビーチ・カウンティ向けの警察機で、EA(エドワード&アソシエーツ社が特殊装備をほどこしたもの
AS350B2
テキサス・アビエーション・サービス社の改修機
S-55QT
旧シコルスキーS-55ピストン機にターボシャフトを装備して、騒音を引き下げた機体。パピヨン・グランドキャニオン・ヘリコプター社が遊覧飛行に使っている。
ベル47G-4A
280hp
ベル212
PT6T-3DFエンジンを装備
ベルUH-1H
米政府の国境警備機
S-61
米カーソン・ヘリコプター社の物輸機。主ローター・ブレードの先端形状を改め、材質を複合材とした改造機。
S-61
カナダのクールソン社がビジネス仕様のキャビンに改修したもので、ビジネスジェットにも似た豪華な革張りの座席が13人分。1機450万ドル
UH-1H
シンプレックスの「ファイヤアタック」ベリータンクを取りつけた消防機
SA315Bラマ
小型ながら強力な吊下げ能力を持ち、日本でも物輸作業に使われた
AS350B2
救急仕様
MD500
ボーイング600N
ジェットレンジャーV
AS350
2機
ベル407
MD520Nノーター
プラチナ・アビエーション社のC-30エンジン装備の試験機
以上20機である。機体メーカーの展示と合わせて49機ということになるが、見落としがあったかもしれず、余り自信はない。何年か前にも一度数えたことがあるが、そのときは70〜80機であった。中古機の売買が盛んだったために、その場で売りますという機体がたくさん並んでいたからである。
そうした中古機仲介業のひとつオースティン・ジェット社は、いつも派手にジェットレンジャーなどを並べていたが、最近倒産したと聞いた。ほかにも同じようなところがあって、機数が減ったのではないかと思われる。経済不況は日本だけでなく、世界中を覆っているのだ。
ヴァーティポートでの飛行展示 以上がダラス・コンベンション・センターの屋内会場に展示されたものだが、ほかに屋上のヴァーティポートではさかんに試乗飛行がおこなわれていた。ヴァーティポートに上がってしばらく見ていると、次のような7機種が見られた。シコルスキーS-92、EC155、EC145、EC135、EC120B,ベル407、ベル206Lロングレンジャー。
ダラス・コンベンション・センター屋上のヴァーティポート。
シコルスキーS-92、EC-145、EC120Bなどが飛んでいた。![]()
いささかマニアック(狂的)な作業をお目にかけました。出来上がりは単純ですが、ここまで整理するための時間は相当にかかっております。
(西川渉、2003.2.23)
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