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<EH101>

防衛庁14機を発注へ

 

 ウェストランド社の親会社、英GKN社の6月5日付のニュース・レリーズによれば、日本の防衛庁が海上自衛隊(Navy)用として14機のEH101を発注するという。最終的な正式契約はこれから調印するとなっている。

 このことが日本の新聞や雑誌に出ていたかどうか、私は見ていないが、外国情報誌で初めて知ってちょっと驚いた。そのことを防衛庁が公表しているのかどうかも知らない。

 ともかくも、GKNによると、EH101は機雷掃海と南極調査に使われるという。これまで同じ任務に当たっていたMH-53EとS-61の後継機となるものである。

 14機のうち11機は岩国を基地として、兵員や貨物の輸送にも使われる。EH101としては初めての多用途任務につくことになる。エンジンはRTM322が3基。

 この機種選定に当たって、競争相手はシコルスキーS-92であった。また川崎重工はEH101の技術支援にあたる予定。

 EH101は、日本では1999年3月から東京の警視庁が1機を使用しており、2年半の間に1,000時間を飛んだ。この間、2001年7月には政府の専用機に先んじて、天皇皇后両陛下をのせて飛行している。

 日本以外では、英海軍、空軍、イタリア海軍、カナダ国防軍、デンマーク政府、ポルトガル政府から注文を受け、これまでの受注総数は128機。そのうち約80機が引渡されている。

(西川 渉、2003.6.16)

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