
<中航展2004>
中国とロシアが新ヘリコプター計画
Mi-54去る11月初め、中国の珠海で開催された中航展(エアショー・チャイナ2004)で、中国とロシアがそれぞれ新しいヘリコプター開発計画を明らかにした。
中航第二集団公司(AVICU)が計画しているのは総重量6,500kgの16人乗り双発タービン機。エンジンはP&WC PT6C-67Cを2基装備する。外観はシコルスキーS-76に見まがうほどで、実用上昇限度5,870m以下の高度を290km/hの巡航速度で飛行するという。
もうひとつ、ロシアが計画しているのはミルMi-54。伊アグスタA109にも似た10人乗りの民間向け双発タービン・ヘリコプターで、総重量4,500kg、最大ペイロード1,500kg。エンジンはクリモフVK800またはターボメカ・アリエル2Cが2基。
開発研究は2年ほど前から始まり、2007〜08年の初飛行をめざしている。
中国には現在110機ほどの民間ヘリコプターが存在するだけで、将来は大きな市場が開けるものと思われる。一説では向こう10年間に1,800機の民間ヘリコプター需要が出るとか。
(西川 渉、2004.12.22)
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