<ティルトローター>

BA609二度目の飛行

 

 ベル・ヘリコプター社からティルトローターBA609の2度目の飛行について、写真が送られてきた。この飛行は3月11日におこなわれたとのことである。


ベル社飛行研究センター格納庫前で、関係者多数が見守る(写真:ベル社提供)


(写真:ベル社提供)

 2回目以降は先ず10時間の基本的な飛行試験おこなう。その中でヘリコプター・モードから飛行機モードへの転換飛行の準備を進める。

 初飛行では、テスト・パイロットの2人はパラシュートをつけていなかった。高度を上げるつもりがなかったからだが、2度目からはこれをつけて飛行する。


今後は高度を取り、飛行場外へも飛び出す(写真:ベル社提供)

 なお、BA609の初飛行について、ベル社のテスト・パイロットは次のように語っている。「初飛行は、これまでの正確なシミュレーション、すぐれたエンジニアリング、精密なフライ・バイ・ワイヤの組合せによっておこなわれた。36分間の飛行は完璧であった」「これまでシミュレーターで飛んできたのと同じで、びっくりするようなことは何もなかった」

 また初飛行時の総重量は最大離陸重量16,800ポンドの3分の2程度であった。気温や気圧は標準大気状態に近かった。

 操縦操作は低空のホバリング状態で、旋転と多少の左右移動だけに限定した。「エンジンは強力で、トルクはほとんど引かないですんだ」「ローター・パイロンは75°まで傾けた」


BA609の飛行を終えてインタビューに答える2人のテスト・パイロット(写真:ベル社提供)

(西川渉、2003.3.14)

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