
<ヘリエクスポ2004>
アーサー・ヤング殿堂入り ![]()
今年のHAI大会で「ヘリコプターの殿堂」入りが発表されたのは、かのアーサー・ヤング(1905〜1996年)であった。この余りにも有名な人の業績は、ご承知の通りだが、HAI展示会場に貼り出された告知には、下の写真に見るとおり、次のようなことが書いてあった。
1928年(23歳)でアントン・フレットナーの回転エネルギーの概念を垂直上昇とヘリコプターの飛行の安定に応用した。
1937年、ローター・ブレードに直角に取りつけたスタビライザーバーがローター回転面を傾けることの可能性について、模型実験によって実証した。
1941年、ベル・エアクラフト社のローレンス・ベル社長にヘリコプターの自作の模型を飛ばして見せた。その結果、ベル社でヘリコプターの原型2機をつくることで合意が成立、1943年モデル30を完成させた。やがて、これがモデル47に発展する。
1946年、モデル47は米民間航空委員会から世界初の商用ヘリコプターの認定を受けた。その後30年間に、ベル47は6,000機以上が製造され、軍民両方の分野で使われた。
アーアサー・ヤングはヘリコプター開発の先駆者にとどまらない。その才能は詩人、画家、哲学者、占星術師、天文学者として花開き、最終的には知的巨人ともいうべき存在となった。ヤングの真実を求める、妥協のない探求心が新しいヘリコプター世界を開いたのである。
アーサー・ヤングについては本頁でもしばしば書いてきたが、関連頁は以下の通りである。
(西川 渉、2004.4.9)
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